2022/07/30 00:33
6年ほど前、ジャコウネコのコピルアックを知ってから発想を得て作ったコーヒードリッパーです。
当時初代サンプルで大山崎coffeeさんに淹れてもらって使い心地のアドバイスいただいたりして、完成した想い出深いNOGAMI 定番の作品です。
(写真は初代のNOGAMIのサンプル。)
2月からこの器を手びねり成形から型成形にするため準備中です。
<なぜ型を作ろうと思ったか>
遊び心から生まれたドリップにゃん。
NOGAMIの冬の日常の一部として自作の器でコーヒーを淹れるというの投稿を出した際、思いがけず多くの反響がありました。
ただ、実際に使ってみたいというご要望をいただいても、他の作品に比べて作成の難易度が高く、数が作れませんでした。
今まで1人で作業をしてきたこともあり、他の作品との兼ね合いから、どうしても制作が出来る数に限界があったのです。
そこには、1人で作業しなければいけないという、ある意味、作家としての呪縛に囚われた自分がいました。
その一方で、このドリッパーが皆さんの笑顔の元になるならば、できる限り多くの方の元にこの作品をお届けしたいという思いもありました。
この度、多治見の京陶さんにご協力いただく事で、一定程度の数のドリップにゃんが制作出来るようになりました。
私にとって型の制作コストを考えると負担が多く、かなり悩みましたが、勇気を出して決断をしました。
私が作品制作にあたり、大事にしているのは昔から変わらず、「日常生活の中にクスッとした笑いを忍ばせたい」という事です。
ドリップにゃんを使っていただき、猫特有の愛らしい姿を眺めながらコーヒーを淹れるという、少しマニアックな笑いを楽しんでいただければうれしいです。
ただ、、型を作っていただいたとはいえ、制作には造形以外にも多くの工程があり、そこには手作業も多く含まれるため、大量に作ることはできません。今までよりは手に入りやすくなったと思ってください!!
手びねりと型での作業では、また異なった制作上での注意点があり、7月中ばにやっと型を手直しを終えました。
モノを生み出す過程でぶち当たる事にめげず、友人や職人さんの愛情と共に試行錯誤の中フォルムが仕上がり、一歩前に進んだ気持ちです。
今は、 NOGAMIの作業に移り、1点1点丁寧に絵付け・釉薬掛けの段階です。
販売の日が近づきましたらまた告知しますので、しばらくお待ちください。
NOGAMI